自宅のネット環境をNEEDLEWORKでテストしました（Ubiquiti無線ルーター）
ちょうど一年前にUbiquiti（ユビキティ）さんから、ネットワーク機器をご提供頂きました。
継続して利用させて頂いています。
安定の「UniFi Dream Machine」
特に無線ルーターの「UniFi Dream Machine」は、自宅の無線アクセスポイント＆ゲートウェイとしてなくてはならない存在です。
＃ご提供頂いたから言っているわけではありません！（笑）
「UniFi Dream Machine」スペック
●インターフェース
LAN: GbE RJ45 ports × 4
WAN: GbE RJ45 port × 1
●無線規格
802.11a/b/g
802.11n(WiFi 4)/802.11ac(WiFi 5)
●CPU
Quad-core Arm ® Cortex ® A57 at 1.7 GHz
●メモリ
2 GB DDR RAM
https://jp.store.ui.com/products/unifi-dream-machine
自宅は常時10台～15台程度が無線ルーターに繋がっている状態ですが、通信が不安定になったり、SSIDに接続できないといった問題は起きていません。
パートナーからも特にクレームはないです。
リモートワークの日も多いので通信の安定性はかなり重要。
VLAN（IEEE 802.1Q）やOSPF、PRB、VPNなど、会社で使うのにも十分な機能が揃っています。
各種設定はブラウザから行います。
外からでもクラウド経由で設定可能。
トラフィック統計やアプリケーション毎のトラフィック量もブラウザから確認可能です。
もちろん、クライアント（PC,スマートフォンなど）毎の統計も確認できます。
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ネットワーク負荷をかける
さて、ここからが本題です。
「UniFi Dream Machine」は日常使いでは全く問題ないので、負荷がかかったときの状態が気になります。
本記事では「UniFi Dream Machine」にネットワーク負荷をかけ、どの程度スループットが出るか確認します。
負荷をかけているときのリソース情報（CPU,メモリ）も確認します。
NEEDLEWORKのスループットテスト機能を利用
負荷ツールは「NEEDLEWORK（ニードルワーク）」を使います。
※仕事で開発しているツールです。
NEEDLEWORKは無償ライセンスを簡単に発行できるので、ぜひご利用ください！！
NEEDLEWORKは以下のテスト機能に対応しています。
- ポリシーテスト機能
- ネットワークテスト機能
- 負荷テスト機能
- スループットテスト機能
- セッションテスト機能
今回はこの中の「スループットテスト機能」を利用し負荷をかけていきます。
構成
NEEDLEWORKとテスト対象の「UniFi Dream Machine」を接続します。
今回は、送信側を有線LAN、宛先側を無線LANで接続します。
構成
NEEDLEWORKやスループットテスト機能の詳細は下記URLをご覧ください。
物理結線はこんな感じです。
PC（Surface Pro8）にUSB LANアダプターをUSBハブ経由で接続して、
「UniFi Dream Machine」にネットワークケーブルで接続しています。
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テスト実行
NEEDLEWORKはテストシナリオをもとにテストを実行します。
送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、ポート番号を記載してテストを実行します。
フレームサイズも指定できますが、今回は未指定にします。
未指定の場合はIMIX（様々なフレーム長を混在）になります。
テスト結果
操作画面の「実行」をクリックするとテストが開始されます。
テスト結果は画面下の部分に表示されます。
テスト結果は以下のようになりました。（3分程度実施）
100 Mbps以上は出てますね。
秒間4万パケットも処理できているので、家庭や小規模オフィスで使うには十分です。
「UniFi Dream Machine」のリソース情報はこんな感じでした。
CPU利用率が17%でメモリ利用率が85.14%。
CPUは通常時 数％の利用率なので、少し高い状態ですね。
メモリは通常時からほとんど変化ありませんでした。
テスト中に他の端末でYouTubeやサイト閲覧などをしていましたが、遅延などは全くありませんでした。
まだまだリソースに余裕があります。
NEEDLEWORKはこんな感じに結果をグラフ表示することも可能です。
ちなみに、フレームサイズを1518 byte固定にした結果はこちらです。
おわりに
家のネット環境が安定しない、家族からもクレームがくる・・。
そんな方は「UniFi Dream Machine」おすすめです。
記事内でも言っていますが、オフィスなど会社での利用にもおすすめできます。
PC 1台で気軽に家庭ネット環境のテストもできるので、NEEDLEWORKもぜひ利用してみてください。
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